WEB3.0

web3.0に関連する仮想通貨銘柄おすすめ8選!選び方や将来性まで

「web3.0」はブロックチェーン技術を活用した、非中央集権型のインターネットです。最近ではweb3.0に関連する仮想通貨銘柄で投資する人も増えています。しかし、web3.0市場に関連する銘柄の投資を考えている人にとって、将来性のある仮想通貨を選ぶのはなかなか難しいのではないでしょうか。

この記事では、web3.0に関連する仮想通貨のおすすめ銘柄や選び方を、一覧で詳しく解説します。これから投資を考えている人はぜひ本記事を今後の参考にしてくださいね。

web3.0の概要とできること

web3.0は、2021年頃から徐々に広まりつつある次世代のインターネットです。これまでのWeb1.0やweb2.0では、データ記録の際に中央管理者を介する「中央集権型」という仕組みが活用されていました。

しかし、web3.0は中央管理者を必要とせず、データを分散させて記録します。分散管理によって、処理速度の速さやサーバーダウンのリスク減少といった効果が実現されました。

今後は、ほぼすべてが「非中央集権型」に移行し、web3.0に関連する仮想通貨の需要も高まっていくことが考えられます。web3.0について詳しく知りたい人は、下記の記事をチェックしてください。

Web3.0とは?メリット・デメリットや代表例を初心者にもわかりやすく解説最近耳にする機会が多い「Web3.0(Web3)」。Web1.0やWeb2.0に続き、次世代のインターネットと呼ばれています。しかし、W...

 

web3.0関連仮想通貨のおすすめ銘柄8選

ここからはweb3.0の利用におすすめな関連仮想通貨銘柄を8種類紹介します。それぞれの時価総額は、2023年4月27日時点のものです。

1.Polkadot(ポルカドット)

ポルカドットはスイスのweb3財団が2020年8月にリリースした仮想通貨です。イーサリアムの創設者であるギャビン・ウッド氏も開発に関わり、ユーザーの親密な関係を目指した分散型webの実現を目標にしています。

ポルカドットの特徴は、イーサリアムの問題点を克服し、個人情報の強固な保護やブロックチェーン同士を繋いで利用できる相互作用があることです。

シンボル DOT
時価総額ランキング 11位
時価総額 ¥799.28
取引所 OKX/Binance/Deepcoin/Bybitなど

 

2.Lisk(リスク)

リスクは2016年にリリースされた通貨で、特徴はステーキング機能・発行に制限が無い・サイドチェーンによる処理速度の向上などが挙げられます。2018年頃に価格が高騰して3000円を超えましたが、現在は低い水準です。

しかし、まだ新しい通貨であるため今後の開発やリスクを活用したプラットフォームの提供などにより、価格の再高騰も見込めるでしょう。

シンボル LSK
時価総額ランキング 199位
時価総額 ¥130.35
取引所 OKX/Binance/Bitrue/BingXなど

 

3.Bitcoin(ビットコイン)

ビットコインは2009年1月にリリースされた通貨で、初めて提示された価格は1BTC0.07円でした。今までの最高額は2021年11月の777万円です。発行上限が決まっている・中央管理者が居ない・手数料が格安などの特徴があります。

価格がとても高いので、下落しても利益を出せるというのもメリットの1つでしょう。

シンボル BTC
時価総額ランキング 1位
時価総額 ¥3,887,597.12
取引所 Binance/OKX/Deepcoin/Bybitなど

 

4.Monacoin(モナコイン)

モナコインは、日本で初めて作られた仮想通貨で、2ちゃんねるのキャラクターがモチーフになっています。「SegWit(セグウィット)」というデータを圧縮してスムーズな取引ができる技術を世界で初めて取り入れた仮想通貨です。おもにライブチャットでの投げ銭や、買い物の決済に利用されています。

シンボル MONA
時価総額ランキング 529位
時価総額 ¥60.46
取引所 bitFlyer/CoinEX/ProBitGlobal/Bitbankなど

 

5.XRP(リップル)

リップルは、2004年に米国企業である「Ripple Labs lnc.」によって開発された仮想通貨です。2017年から2018年の間に価格が500倍を超えるなど、今後の上昇が期待されています。

取引データの処理速度が早く、ビットコインで10分かかる取引を、リップルは数秒で終わらせることが可能です。中央管理者を持っている仮想通貨が多いことに対し、中央管理者を持たない点も特徴と言えます。

シンボル XRP
時価総額ランキング 6位
時価総額 ¥61.59
取引所 OKX/Binance/Deepcoin/ByBitなど

 

6.Filecoin(ファイルコイン)

ファイルコインは、「分散型ストレージネットワーク」というサービスを提供している仮想通貨です。2020年10月に大手の取引所に上場しました。その後半年で時価総額ランキングトップ10内にランキングするなど、注目度の高い仮想通貨です。

データの保存先を分散し、空き容量のあるユーザーが容量を貸すとファイルコインを貰えるという特徴があります。

シンボル FIL
時価総額ランキング 30位
時価総額 ¥705.38
取引所 Binance/OKX/Deepcoin/Bybitなど

 

7.JasmyCoin(ジャスミーコイン)

ジャスミーコインは、2019年12月に日本の「ジャスミー株式会社」がリリースした仮想通貨です。データを分散管理するために開発され、企業にデータを提供するとジャスミーコインが得られます。ジャスミー株式会社は今後の実現を目指した「ロードマップ」を掲げていることから、さらに需要が増えると考えられるでしょう。

シンボル JASMY
時価総額ランキング 114位
時価総額 ¥0.85
取引所 Deepcoin/Bybit/Binance/Bitrueなど

 

8.The Graph(グラフ)

グラフは、2020年末にリリースされた新しい仮想通貨です。YahooやGoogleのような検索エンジンは中央管理者を必要としますが、グラフは中央管理者を必要としません。分散して検索データを管理するので、処理速度の速さや不正の防止に繋がっています。

シンボル GRT
時価総額ランキング 42位
時価総額 ¥18.42
取引所 OKX/Binance/Bitrue/Bybitなど

web3.0に関連する仮想通貨銘柄の選び方

web3.0の発展によって、関連する仮想通貨銘柄の数は年々増加してきています。これから関連仮想通貨銘柄で投資を考えている人は、何を基準に選んだらよいか迷ってしまうのではないでしょうか。ここからは関連仮想通貨銘柄の選び方を解説します。

有名仮想通貨取引所で取り扱いがされているか

仮想通貨取引所は、仮想通貨を日本円に換金したり、販売・購入ができる場所のことです。取引所は多くの種類があり、それぞれ取り扱っている通貨数や手数料などが異なります。

仮想通貨の中には詐欺目的のものもあり、選ぶ時は慎重に購入しなくてはなりません。購入したい仮想通貨を見つけたら、まずは信頼できるCoincheckやGMOコインなどの有名取引所で取り扱いがあるかどうか確認をしましょう。

独自性や魅力的な特徴・最新機能があるか

仮想通貨銘柄はそれぞれ違った特徴や機能があります。もちろん最初は有名な仮想通貨銘柄を選ぶのもよいでしょう。徐々に仮想通貨の取り扱いに慣れてきたら、独自性や最新機能を備えた新しい仮想通貨を選ぶことがおすすめです。最新機能を兼ね備えた仮想通貨は、今後需要が上がったり価格が高騰する場合があります。

気になる仮想通貨銘柄を見つけたら、どのような特徴や機能があるのかを基準にして選んでみてくださいね。

大手企業からの資金提供があるか

仮想通貨銘柄を選ぶ際は、メタバース関連企業や金融機関から出資を受けているかどうかを公式サイトで確認しましょう。出資する企業や額が多い分、信頼と期待に繋がります。

出資金は機能の開発などに活用されるので、より高機能な仮想通貨銘柄ほど利用者が増え、価格も上がっていくでしょう。

web3.0に関連する仮想通貨銘柄の買い方

次に、web3.0に関連する仮想通貨銘柄の買い方を3ステップで解説します。

1.日本国内の仮想通貨取引所で口座開設・通貨の準備

まずは、日本国内の仮想通貨取引所で口座を開設してください。口座は、アプリのインストール・登録・本人確認により開設できます。

購入したい仮想通貨が、国内の取引所で取り扱っているかどうかの確認も必須です。万が一、取引したい仮想通貨が海外の取引所にしか無い場合、海外の口座も開設する必要があります。

2.日本円を入金

口座が開設できたら、日本円を入金しましょう。入金方法は以下の3つがあります。

・銀行振込

・コンビニ入金

・クリック入金

銀行振込は反映に時間がかかりますが入金手数料は無料です。それに対して、コンビニ入金とクイック入金は即時に反映される反面、入金手数料がかかります。それぞれのメリットとデメリットを考えながら、自分に合った方法で入金してくださいね。

3.購入したい仮想通貨を入手

日本円を入金し終えると、購入したい仮想通貨を購入できます。

購入したい仮想通貨銘柄が、海外の取引所でしか取り扱っていない場合、日本円で購入できないので注意してください。この場合は、国内の取引所で日本円を通貨に変えると取引できます。

仮想通貨にまつわる注意点

web3.0に関連する仮想通貨銘柄を取り扱う時に、注意するべきポイントが3つあります。

通貨の暴落リスクに注意

仮想通貨はリアルタイムで価格が変動しています。前日まで高騰していた仮想通貨が、翌日急に下落してしまう可能性も十分に有り得るので注意しましょう。投資未経験の人は、少額から取引するのがおすすめです。

利益を得た時の申告・納税に注意

仮想通貨で利益を得ると、確定申告などの納税義務が発生する場合があります。「購入」や「保有」のみは申告しなくてもよいですが、「売却」や「交換」によって新たな仮想通貨の収益が発生すると申告義務が発生します。

しかし、以下に当てはまる人は申告する義務はありません。

・給与所得者で年末調整後の給与所得以外の所得が20万以下

・仮想通貨所得のみの場合、利益合計が年間48万以下

仮想通貨詐欺に注意

近年仮想通貨の認知度が上がり、利用や投資をする人が増えてきました。その反面、法整備が手薄なことを利用して詐欺をする人も出てきています。特に仮想通貨をあまり取り扱ったことがない初心者が狙われやすいので、資産を取られないように気をつけなくてはなりません。

偽のアプリや仮想通貨サイトに注意したり、秘密鍵の保管を厳重にする、などの対策を心がけましょう。

web3.0に関連する仮想通貨銘柄のおすすめ取引所3選

今後web3.0に関連する仮想通貨銘柄を取り扱いたい人におすすめの、仮想通貨取引所を3つ紹介します。

Coincheck(コインチェック)

コインチェックは2023年4月時点で21種類もの通貨を取り扱っており、アプリで簡単操作できると人気の取引所です。アプリのインストール・登録・本人確認をすると利用開始でき、簡単に取引操作ができます。

特徴は、レバレッジ未対応・取引手数料無料・500円から取引可能などです。

GMOコイン

GMOコインは2023年4月時点で24種類もの通貨を取り扱っており、コインチェックを上回っています。取引手数料が無料で、50円から取引可能です。レバレッジが2倍という特徴もあります。

口座の開設が最短10分ででき、セキュリティも高いことから人気の取引所です。

bitFlyer(ビットフライヤー)

ビットフライヤーは2023年4月時点で21種類の通貨を取り扱っています。取引手数料はビットコインのみ無料ですが、1円とかなりの少額で取引できるとして人気の取引所です。レバレッジは2倍まで対応しており、セキュリティが高いというメリットもあります。

アプリで簡単に利用開始できるので、初心者におすすめです。

web3.0に関連する仮想通貨の今後の見通し

「次世代の分散型インターネット」と呼ばれているweb3.0。今後はほぼ全てのインターネットが分散型になり、IT業界の開発も進んでいくと考えられています。それに伴って関連している仮想通貨銘柄の需要が上がり、これから投資や利用をする人が増えていく見込みです。

また、さまざまな企業からの出資が新たな機能の開発に繋がります。今は認知度の低い仮想通貨でも、大手企業や金融機関からの出資によって今後の高騰が期待できるでしょう。

まとめ

web1.0やweb2.0を超えてweb3.0になりつつある今、関連する仮想通貨銘柄に注目する人が増えています。web3.0に関連している仮想通貨の種類は数え切れないほど存在し、その数は今後も増え続けるでしょう。

これから仮想通貨銘柄の取引をしたい人は、ぜひ本記事で解説した選び方や、おすすめの銘柄・取引所などを参考にしてくださいね。