ブロックチェーン上に構築されているメタバースの「Bloktopia(ブロックトピア)」。最先端の技術や情報交換を目的に作られ、クリプト業界ファンが集まるプラットフォームです。アメリカの著名人や有名企業から出資を受けており、今後も期待されています。
しかし、Bloktopiaとは何か、具体的に何ができるのか分からない人が多いのではないでしょうか。この記事では、Bloktopiaの特徴から将来性、仮想通貨のチャートまで、分かりやすく解説します。この記事を読むと、近未来の技術に触れられるでしょう。
Bloktopiaとは

Bloktopiaとは、ブロックチェーン技術を活用した21階層のビル型メタバースです。21階建てはビットコイン(BTC)の総発行枚数2,100万枚に由来しています。
近未来のような美しいグラフィックが魅力で、それぞれの階に、クリプト業界*と関係のある人や情報が集まっています。
一般的なメタバースは、広い土地にさまざまな建物や土地がありますが、Bloktopiaは1つのビル内にメタバースが構築されています。
*ブロックチェーン技術や暗号資産を使ってやり取りする企業、それらに関わる人が集まる業界。
Bloktopiaの特徴

Bloktopiaは5つの特徴があります。
4つのゲームシステム
- PLAY(遊ぶ)
- LEARN(学ぶ)
- EARN(稼ぐ)
- CREATE(創る)
1つ目は、4つのゲームシステムです。Bloktopiaは「遊ぶ」だけでなく「学ぶ」「稼ぐ」「創る」の要素を楽しめます。
ビル内ではYouTubeやTwitter、Telegram、ニューなどのコンテンツがあり、いつでも視聴可能です。これらを活用して、仮想通貨やNFT、資産運用について学ぶのもよいでしょう。
他にも、Bloktopia内の取引所を利用して仮想通貨を稼いだり、NFTの作成も可能です。
21階建て高層ビル型メタバース
2つ目は、21階建て高層ビル型メタバースです。Bloktopiaは、それぞれの階にゲーム・ニュース・ワークスペース・イベント会場などがあります。
ビル内は仮想通貨のチャートやイベントの開催予定が見られる1階から入り、上の階へ移動する仕組みです。
6階はクリプト業界の有名人による講演が行われ、最上階まで行くと1人から数人まで楽しめるゲームやギャンブルがあります。
Polygon(ポリゴン)チェーン
3つ目は、ポリゴンチェーンの活用です。Bloktopiaは、多くのメタバースに使用されているETH(イーサリアム)の欠点を改善したPolygonが利用されています。
ポリゴンチェーンの特徴は、取引にかかる時間や手数料が低い点です。ETHに比べてコストがかからないため、初心者も利用しやすいでしょう。
独自通貨「BLOK」と「BPAD」
4つ目は、独自通貨のBLOKとBPADの使用です。Bloktopiaはゲーム内通貨として、BLOKとBPADが利用されています。2つの仮想通貨は2022年1月28日にリリースされました。
BLOKはBloktopia内で使う仮想通貨で、REBLOKとABLOK(不動産)の購入に必要です。BPADは、Bloktopiaが提供するローンチパッドのBLOKPADに使われます。
クオリティの高いグラフィック
5つ目は、クオリティの高いグラフィックです。Bloktopiaはビルの外観から内装まで近未来のようなデザインで統一されています。
そのままプレイするだけでも美しいグラフィックを楽しめますが、VRを着用すると没頭感を高められるのでおすすめです。
Bloktopiaのチャート・価格動向

Bloktopiaはローンチ以来の過去最高価格として26.16円を記録しています。また、史上の規模を表す時価総額は37億円です。2021年末に比べると現在は下落が続いており、短期的な投資では利益が見込めませんが、長期的な投資は利益が予測されます。
2023年8月21日時点のBloktopia(BLOK)のチャートは下記の通りです。
仮想通貨シンボル | BLOK |
---|---|
価格 | ¥0.213582 |
時価総額ランキング | 505位 |
取引所 | KuCoin/OKX/Bitrue/Bitget/BingXなど |
Bloktopiaで稼ぐ方法

ここからは、Bloktopiaで稼ぐ方法を5つ解説します。
REBLOK(NFT不動産)
1つ目はREBLOK(リブロック)です。Bloktopia内のNFT化したテナントや土地を所有して、他のユーザーに貸し出し・売買します。現実世界の不動産と同じく、レンタル料を毎月徴収して収益を得る仕組みです。
土地やテナントは単独で所有できますが、複数人で共同所有するとBloktopia内の不動産会社がテナントの管理人になります。Bloktopia内にテナントが増え続けると利益の増加も見込まれるでしょう。
ADBLOK(広告)
2つ目は、ADBLOK(アドブロック)です。Bloktopia内にある広告を掲載するための2種類のボードを指します。
- ラージトーテム/各フロア1つの大きな広告
- スモールトーテム/各フロア4つの小さい広告
広告はラジオで流れるものやビル街、トレーディングボード、オーディトリアム(ホールや会場)に掲載されます。全ての人が出入りする1階のエリアは広告費が1番高く、上の階に行くほど安くなる仕組みです。
広告はマーケットプレイスで半分購入でき、残りはBloktopiaが所有します。購入はBLOKが必要なので、広告掲載したいユーザーは準備が必要です。また、収益の50%はNFTの作者に還元されます。
Pos(ステーキング)
3つ目は、Posです。BloktopiaはBLOKを180日・360日・720日間ステーキングできます。ステーキングは仮想通貨を保有すると利益を得られる資産運用です。
公式サイトのステーキングページにアクセスし、仮想通貨ウォレットのMetamaskに接続するとBLOK をステーキングできます。
JOBE(共同出資企業)を活用
4つ目は、JOBEの活用です。複数人で共同出資してBloktopiaの1部を所有できます。1人で所有するには高額の出資が必要ですが、複数人に分散するとそれぞれ少額で済むのでおすすめです。
オーナーとして所有した土地やテナントを貸し出すと、定期的に家賃収入を得られます。
NFT販売
5つ目は、NFT販売です。Bloktopiaは独自のNFTマーケットプレイスの「Bloktopia NFTポータル」を提供しています。
NFT化したREBLOKやADBLOKは、購入や取引が可能です。特にREBLOKは、所有したユーザーに年間購入価格のうち10%の賃料収入が提供されます。
Bloktopiaの買い方

ここからは、Bloktopia(BLOK)の買い方を解説します。
- 国内と海外の仮想通貨取引所でそれぞれ口座開設
- 国内の仮想通貨取引所でETH(イーサリアム)を購入
- 海外の口座に送金
- ETHでBloktopia(BLOK)を購入
- 仮想通貨ウォレットを作成して送金
1.国内と海外の仮想通貨取引所でそれぞれ口座開設
まずは、国内と海外の仮想通貨取引所でそれぞれ口座を開設しましょう。BLOKは日本の取引所では取り扱っていないため、国内だけでなく海外の口座も必要です。
口座開設は、本人確認やメールアドレスの登録、セキュリティの設定をします。事前に本人確認できる書類を手元に準備しておくと、スムーズに進められるのでおすすめです。
2.国内の仮想通貨取引所でETH(イーサリアム)を購入
次に、海外の取引所に送金するために必要な仮想通貨のETHを購入します。ETHは国内の仮想通貨取引所で購入可能です。国内の仮想通貨取引所では日本円が使用できるので、購入したい分の日本円を準備しておきましょう。
手数料が安く、初心者におすすめな国内の取引所はCoinchek(コインチェック)です。Coinchekは、銀行振込み、クイック入金、コンビニ入金の3種類から入金方法を選択できます。
3.海外の口座に送金
ETHの準備ができたら、開設した海外の口座に送金します。送金の際は、アドレス入力ミスや金額の打ち間違いに注意してください。
1度間違えると元に戻せないので、正しく入力できているかしっかりと確認しましょう。
4.ETHでBloktopia(BLOK)を購入
送金の確認が取れたら、ETHで必要な分のBloktopia(BLOK)を購入します。BLOKを購入できる取引所は、KuCoinやOKEx、Gate.ioなどがありますが、初心者は日本語に対応しているKuCoinがおすすめです。
5.仮想通貨ウォレットを作成して送金
最後に購入したBLOKを仮想通貨ウォレットに送金します。仮想通貨ウォレットは、ガス代を自分で設定でき、複数のアカウントが作れるMetamask(メタマスク)がおすすめです。
Metamaskの作成は、Google Chromeの拡張機能としてダウンロードすると利用できます。パスワードやシードフレーズを入力し、規約に同意すると登録完了です。
Metamaskを登録後、BLOKを送金するとBloktopiaをはじめられます。
Bloktopiaの将来性

近年メタバースに対する需要が上がっており、参入する大手企業やスタートアップ企業が増えています。これにより、Bloktopia内にも今後多くの企業がテナントを出店すると考えられるでしょう。
2022年10月時点で、大手仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)やKuCoin、Trabala.comがテナントを所有しています。
今後は新しい仮想通貨取引所の上場も予測されており、Bloktopiaのユーザー増加も見込まれるでしょう。
まとめ
21階の高層ビル型で、特徴的なメタバース空間のBloktopia。それぞれのエリアに4つのゲームシステムが用意され、遊ぶだけでなく学べるメタバースとして活用されています。
これからBloktopiaを利用したい人はBLOKや仮想通貨ウォレットを準備して、新たな形での広告掲載・不動産業を体験してみてください。