大人もハマるRoblox（ロブロックス）とは？子どもが使う危険性も解説

幅広い年齢層に人気のRoblox（ロブロックス）。公式や個人ユーザーが作成した育成ゲームや脱出ゲームを、スマホやパソコンから無料で遊べる人気アプリです。Robloxはファッションブランドの「NIKE」「GUCCI」「BURBERRY」などの大手企業も参入しています。

そこで、Robloxの具体的な遊び方や、子どもがプレイする際の危険性について知りたい人も多いのではないでしょうか。この記事では、Robloxの始め方や初心者におすすめのゲームを詳しく解説します。この記事を参考に、Robloxを安全に楽しんでくださいね。

Robloxとは

Robloxは、アメリカのRoblox社が2006年9月1日にリリースしたプラットフォームです。自由にゲームを作成したり、他のユーザーが作成したゲームをプレイできます。

ゲームを楽しむだけでなくプログラミング学習などの教育面で活用もされ、アメリカでは16歳未満の子どもの半数以上がプレイしているというデータもあります。

Robloxに対応している機種はPC（Windows／macOS）、iOS、Android、Xbox Oneです。年齢制限はなく、子どもから大人まで登録できます。

Robloxの遊び方

Robloxの遊び方は3つあります。

アバターを作成する

1つ目は、アバターの作成です。衣装や体、顔の表情、エモートなどを決めてオリジナルのアバターを作成できます。アイテムは有料のものやゲームタスクをクリアすると入手できるものもあります。

アバターショップ内に「無料」と記載されているアイテムは無課金で貰えますが、「非売品」と記載されているアイテムは課金が必要です。

Robloxのアバターは、衣装の重ね着や色の配分など、細部まで設定できるという特徴があります。また、作成したアバターは名前をつけて保存すると、いつでも使いたい時に変更できるのでおすすめです。

他のユーザーが作成したゲームを楽しめる

2つ目は、他のユーザーが作成したゲームのプレイです。Robloxでは、世界中のユーザーが作成したゲームで遊べます。ゲームのジャンルはホラーやRPG、コメディ、スポーツなどさまざまです。

2022年10月時点で2400万以上*¹のゲームが公開されており、2022年のデイリーアクティブユーザー数は5880万人*²を達成しました。

参考*¹：Roblox（ロブロックス）とは？遊べるゲームやダウンロード方法などを解説

参考*²：Robloxのデイリーアクティブユーザー数、5,880万人を突破。訪問数10億回超えのコンテンツも70件以上に

ゲームを開発・公開して収益化できる

3つ目は、ゲームの開発や公開です。Robloxは1からゲームの構成や内容を考えてプログラミングできます。作成したゲーム内に課金アイテムを設置してユーザーに購入してもらうと、収益化も目指せるでしょう。

また、ゲーム開発は「Roblox Studio（ロブロックススタジオ）」という無料のソフトから始められ、ほとんどのゲームが子どもによって作成されています。

Robloxおすすめ無料ゲーム3選

ここからは、Robloxのおすすめゲームを3つ紹介します。

Brookhaven（ブルックヘブン）

1つ目は、Brookhavenです。BrookhavenはRobloxの中で最も人気なゲームで、これまでに200億回以上アクセスされています。「都市開発」のジャンルに属しており、自由な生活のシミュレーションが可能です。

他のユーザーと一緒に街を散策したり、車の運転もできます。働いて家を購入するのもおすすめです。

自然災害サバイバル

2つ目は、自然災害サバイバルです。自然災害サバイバルは、噴火や地震などの災害から、一定時間生き延びると勝利します。ゲームのマップや災害はランダムで決まるので、飽きずに楽しめる仕組みです。

マップは種類が豊富にあり、それぞれに異なった建物が用意されています。ガラス張りの建物に逃げ込んでも災害によって壊されてしまうこともあるので、気を緩めずに生き残りを目指さなくてはなりません。

Super Golf！（スーパーゴルフ）

3つ目は、Super Golf！です。Super Golf！は制限時間内にボールをホールに入れるゲームです。コースごとにギミック（仕掛け）が用意されているので、上手く回避してクリアを目指します。

ショットの方向が調節可能になっており、0から100の数値で打つ強さも決められます。なるべく少ないショット数でホールに入れたユーザーが勝利です。

スマホ・PCでのRobloxの始め方

スマホとPCからRobloxを始めるためには、4つの手順があります。

1.Robloxをインストール

まずはRobloxをインストールします。PCから始めたいユーザーは、公式サイトにアクセスし、新規登録後にインストールできます。

iPhoneのユーザーはApp Store、AndroidのユーザーはPlay StoreからRobloxを検索し、インストールしましょう。

2.アカウント作成・ログイン

アプリをインストール後、アカウントを作成してログインします。新規登録は以下の４つの入力が必要です。

アバターを作成

登録が完了したら、アプリを開いてアバターを作成します。Robloxで使われているアバターは「Robloxボーイ」「Robloxガール」と呼ばれる「ブロック型人間」です。衣装やエモート、顔のパーツなどを自由に設定できます。

アバターは、メニュー内の「アバターエディタ」からいつでもカスタマイズ可能です。パーツを購入したい時は、「アバターショップ」から購入できます。

衣装やパーツが似合うか不安なユーザーは、いきなり購入するのではなく試着機能を使うとよいでしょう。

操作方法を確認してゲーム開始

最後に、使用する端末の操作方法を確認してゲームを始めてください。スマホは比較的簡単に操作できますが、PCは少し複雑な操作が必要です。

以下に基本的なPCの操作方法を記載しています。

Robloxでゲームを作る方法

ここからは、Roblox内に公開するゲームの作り方を解説します。

1.Roblox Studioをインストール

Robloxに公開するゲームを作るには、Roblox Studioのインストールが必要です。しかし、Roblox Studioはスマホに対応しておらず、PCのみゲームを作成できます。

Roblox Studioをインストールするには、始めにRobloxをインストールしておく必要があります。その後はPCのデスクトップに「Roblox Player」というショートカットが表示されるので、クリックしてください。

クリック後は、以下の5つのステップを進めるとインストールできます。

2.ログイン

インストールが完了したら、自身のRobloxアカウントでログインします。

3.テンプレートを選択してゲームを作成

ゲームの作成は、テンプレートの活用がおすすめです。Roblox Studioには多くのテンプレートが用意されています。テンプレートの選択は、スタジオの起動後に「新着」の項目から選択可能です。

どれも無料で活用できるので、オリジナルのゲームを作成できます。

子どもがRobloxを使う時の危険性と対策方法

Robloxは子どもにも人気のゲームですが、利用の際に注意するべき点が3つあります。

勝手に課金させないように認証手続きを複雑にしておく

1つ目は、課金対策です。Robloxは課金するとより楽しめるゲームですが、子どもが遊ぶ際は親が管理しなくてはなりません。知らないうちに子どもが勝手に課金して、知らない間に何十万も請求がきてしまう可能性も考えられます。

このような事態にならないように、課金のルールを親子で決めたり、課金に複雑な認証を設定しておくのがおすすめです。

個人情報の流出を防ぐために子どもに初期設定をさせない

2つ目は、個人情報の取り扱いです。Robloxは初期設定の段階で、周りに表示されるユーザー名を設定します。しかし、本名をそのままユーザー名にしたり、生年月日の数字を入れてしまうと個人情報の流出に繋がってしまうので注意が必要です。

子どもがRobloxを始める際は、親が初期設定をして個人情報の流出を防ぎましょう。

チャットで不適切発言をさせない・受けないようにルールを決める

3つ目は、チャットのルールです。Robloxは、ゲーム内で他のユーザーとチャットを使ってコミュニケーションできます。しかし、中には暴言や不適切な発言を投げかけてくるユーザーもいるので注意が必要です。

トラブルに巻き込まれないためには、まず子どもにそのような発言をさせないようにしましょう。万が一暴言を受けた時は無視する、その場から離れるなどのルールを親子で決めておくのがおすすめです。

まとめ

さまざまなジャンルのゲームを楽しめるRoblox。遊べるだけでなく、収益化も見込める人気ゲームです。他のユーザーが作成したゲームはスマホとPCどちらでも楽しめますが、ゲームの作成はPCのみ対応しています。

Robloxに興味のある人は、この記事を参考に始めてみてくださいね。